昨日の深夜から今朝にかけて3名の方が救出された。心から良かったと思う。
もっと多くの奇跡が起こって欲しいと心から切望する。
あの電車にさえ乗っていなければ当然の様に今日も日常が繰り返されていたはずなのに…
ニュースを見る度に胸が押し潰されそうな気分になる。
水やタオルを持って怪我を負った人の手当てをしてあげたり作業服で救出を手伝ってる
事故現場の近くの人に悲惨な出来事の中に少しだけ、固くなった心を解してもらえる。
長時間、事故車両に閉じ込められててやっと救出された人の姿を撮りたいが為に
タンカやストレッチャーの前に立ちはだかるカメラマンに本気で怒りを覚える。
昔、友達の彼氏がJRの運転士だったけどJRは高スピードで走るので
運転してる電車に飛び込んでくる自殺者は絶えない。
その友人の彼は偶然まだ自殺に遭遇した事はナイけど同僚にも数人居るし
自分の電車に向かって人間が飛び込んでくるシーンに合うのは時間の問題と言ってた。
運転士は過去に何度も処分をもらってたみたい。運転には不向きだったのかもしれない。
車掌時代に『眼がうつろ』と乗客に指摘された事もあるみたい。
『目がうつろって一体どういう事やねん…』と思ってたけど
ダイヤの遅刻に対するプレッシャー、オーバーランした事への焦り、罰則の恐怖、など
に加えて人身事故。運転士への重圧は物凄い大きいのかもしれない。
そんなの綺麗なオフィスでお抱え運転手付きで働いてる幹部には絶対に分からないよね。
物凄い惨劇の原因は運転士にナイとは決して言えないけど
重体なのかまだ生存してるのか分からない中、心配や不安と悲しみで一杯なのに
世間に顔向けできない気持ちの運転士のご家族の事を思うとどうしようもなくやり切れない。