闘牛大会
徳之島の2日目は闘牛大会に出かける。入場料は¥3,000。
早起きして出かけただけあってなかなか良い席をゲット!
観客が入りきれず人の家の屋根や塀によじ登って観てる人も多い。スゴイ熱気!
前日に島内観光してる時に行く先々で会った黒塗りの車に乗った人が居て
売店の人に握手を求められたり、記念撮影を頼まれたりしてたので一体あの人らは何者やねん?徳之島のアイドル??と思ってたら議員サンだったらしい。
徳之島も与論島も選挙熱が凄く2つの派閥で島民が仲間割れしてるらしい。
選挙前になると近所の常連サンでも違う派閥を応援してると分かると遠い同じ派閥の店まで
買い物に行ったり、夜中や選挙日に尾行して投票を阻害したりもあるんだって。こわっ!
闘牛大会は徳之島の踊りや『ワイド、ワイド~♪』という闘牛大会の歌、ワイド節が流れて
いざ大会の開始!
ルールはイマイチ分からんが、後ろに下がったり、闘争の意思を失くしたり地面に伏せてしまうと負けらしい。熱気はスゴイけど甲子園の阪神ファンよりは大人しい。野次もナイし。何より負けた牛に対して『アホーッ!』と言って虐めたりせず傷や体を労ってあげる感じがイイ。
勝ったら牛に乗って、太古を叩いて、口笛吹いて踊りまくり。南の島の陽気な雰囲気で溢れてる。
何でも徳之島の人は闘牛を心から愛してて牛と一緒に寝たり、お酒を飲ませたりそれは大事にしてるそうだ。闘牛大会では10万円、100万円どころか年収を賭けてしまう人も居るとか。
夜には勇気を出して初めての1人居酒屋へ挑戦。カウンターで隣の席になった地元の人と徳之島の黒糖焼酎
煌きの島を飲む。明石に働きに出かけてたけど闘牛がナイので島に帰ってきたらしい。私がハブを見かけてビックリして逃げた話をしたら店の人皆で『それは青大将だよ~、ハブは居ないよ』と大笑いしてた。梅雨と共にハブは出てくるんだって。そ~なのか。
刺身を食べてたら『刺身あんまり美味しくナイね』と囁いてくる。苦笑いしてたら『もっと美味しい物を食べさせてあげる』と誘われる。
大阪や神戸では1人で酔っ払ってる状態では決して着いて行かない。でも徳之島はラブホもナイしイイ人そうかな…という事で着いて行っちまいました。おっちゃんはベロンベロンなのに車の運転してて車のトランクにはハブ取りセットを積んでました。1匹¥3,500で保健所が引き取ってくれるらしい。ホンマは山に行けばナンボでもハブは居るらしい。何?!
次の店では豚足を食べた記憶があるけど他は覚えてナイ。
その後スナックに行ってカラオケをして宿まで車で送ってもらった。紳士なおっちゃんでした。
酔っててスッカリ忘れてたけど全部お金を出してもらってる(汗)ちゃんとお礼は言ってのかな、私。